RedhatとDebianでのtmpの扱われ方
Linuxでの/tmpディレクトリの知識が「毎日午前4時になると削除される」という知識ぐらいしか無かったのですが、どうやら半分なっていて半分違っていたそうです。
きっかけは家のサーバー機ubuntuちゃんの/tmpディレクトのファイルがいっこうに削除されていない事に気づいたからなのです。
「バックアップを行いたい特定のディレクトリを/tmpディレクトリにtar.zipで固めてからNASにコピーする」というシェルを書いて毎日午後12時に実行しているのですが、/tmpディレクトリにtar.zipファイルがいつまでも残っていました。
調べてみると以下の記事に書いてある
/tmp を使うルールってあるの? | low level life
- red hat系の場合、tmpはcronで定期的にtmpwatchでチェックして削除している
- debianでは/etc/default/rcSにTMPTIMEを設定すると起動時の/tmp削除間隔を指定できる。0にすると、ブートの度ごとに/tmpにあるファイルが削除される。10とすると10日間使われていないファイルが削除される。
- /tmpはスティッキービット付き。スティッキービット:所有者しか削除できないようにする権限
Red HatとDebianで/tmpの扱われ方が違うのですね把握!!!!!
つまりは再起動をしない限り/tmpに入っているファイルは削除されないということですね。